2007-01-01から1年間の記事一覧

年金相談から労働相談へ

4月から労働基準監督署で労働相談をすることが決まった。これで、年金相談ともお別れ。社会保険庁の解体で、年金相談業務が有料化されて、ビジネスとしてやっていけるなら、またはじめるかもしれませんが、やはり社会につながる労働相談のほうが気分的には…

年金相談手数料

知人の奥さんの年金手続きをしてあげたら、5000円の報酬になった。国民年金だけの人は、複雑な調査もないし、3000円ぐらいでいいかと思っていたが、相手が1万円出してきたので、慌てて5000円頂戴した。もっともそのあと、1時間ぐらい健康器具…

カラ期間

45歳の女性。夫は62歳。7歳の子が一人。自分の厚生年金加入期間は68月。それ以外は一切納付なし。夫の国民年金加入期間も80月。2年ほど前に来たときに、夫の前妻の厚生年金加入期間を、自分にもカラ期間として使えるという説明を受けたと言う。思…

確定申告

確定申告の季節になって、私も申告書と格闘中。 この前来た男性は、開口一番「私は確定申告をすべきなのでしょうか」ときた。よくよく聞けば、公的年金は、非課税枠、それ以外の収入も非課税となっていたので、しなくてもいいでしょうと答えてしまったけど、…

労災の年金

業務災害で足を失い、車椅子でやってきた男性。今年60歳で老齢年金がもらえる。もちろん障害者特例で、60歳から定額部分や加給年金もつく。ただし、在職していないことが条件。この人は現在、100パーセントの障害基礎年金1級と88パーセントの労災…

繰上げ・繰下げ

国民年金を65歳より前に貰い始めると年金は減額され、あとに貰うと増額されると言うのはよく知られていることみたい。ただ、60歳から貰う厚生年金は、今のところ繰上げ・繰下げはない。勤務中だから裁定請求しないで、退職したら裁定請求をしてそれまで…

相談にのれない事

来月60歳定年を迎える夫と、一回り年下の妻。子供は、15歳の高校生。直前になって年金額を調べに来た。報酬比例分で、月額5万に届かない。再雇用の月給は、25万円の予定。在職老齢年金の仕組みを教え、実際に計算すると、い年前の賞与のせいで年金は…

おとくな話

65歳の男性。64歳10ヶ月で会社をやめ、65歳の誕生日の2日後にハローワークに求職の申し込みをしたという。通常65歳過ぎた求職申し込みは、一時金給付のため、年金が支給停止になることはない。ただ、65歳の誕生月に求職申し込みをすると、なぜ…

長期特例の人

某有名企業の工場で15歳から46年間働き続けた男性。「61歳になったし、そろそろ辞めようかどうしようか迷っている。」との相談。長期加入者の特例で、60歳から定額部分が貰え、配偶者加給もつくはずなのに、働いているせいで年金は支給停止になって…

ロストジェネレーション

今25歳から35歳までの世代を、ロストジェネレーションというそうな。不況の影響で就職が難しかった世代なんだそうだ。私の世代もそんな感じだった。大学受験は、安田講堂の攻防戦が繰り広げられ、東大入試が中止になって、受験戦線は混乱。大学時代は、…

年の初めに

2007年問題と言われた年が始まった。団塊世代の大量退職は、この国をどう変えていくだろう。まだまだ元気な彼らは、若者に負けないと思い込んでる人もいるし、人を使う立場から使われる立場に変わって、自らの老いを実感するか、はたまた起業してまめま…