労働組合

判例集を読んでいるが、労働組合についての判例が、身を入れて読むと言う状態にならない。これは、労働組合の過去にしてきた闘争のあり方に同調できないのと、組合活動をする職場というものが、イメージできないためだろう。学生運動をしなかったわたしには、イデオロギーのために生きることが、到底理解できない。
労働協約というのがあって、それを締結すると、就業規則も個々の労働契約もその協約の内容にかわってしまう。まるでオセロゲームのようだ。でも、労働契約法ができたら、協約はどれほどの重みを持ち続けるのだろうか。
閑話休題
すっかり秋になった。こういう日は、辛気臭い判例なんか忘れて、外に出よう。でも、支部会から、10月に「あっせん」の研修のご案内。これは受けたい。争う前に何か手立てを考える。でも、多くの判例を学んでおけば、必ず手立てを考えるとき、役立つはず。労働組合はとばして、判例集を読むことにしよう。