外国人の年金

 このごろ外国人がらみの年金相談づいている。日本人の夫が急死して、遺族年金を貰うことになったタイ人女性。フィリピーノに入れあげている夫に愛想をつかした日本人妻からの年金分割相談(これは夫が共済組合だったので、年金額を計算できなかった)。そして日本人と結婚しているポーランド人女性。
 このポーランド人は、永住権をもっているが、これから何年払えばいくら出るのかと言う質問。永住権があれば、いろいろカラ期間も使えるので、とりあえず60歳まで払うようにと答える。今一時金で貰ってしまって、あとでポーランドとの間に通算年金制度ができないとも限らないし・・・
 親の看病にポーランドに帰ったりしたら、年金は払えないから、と彼女の夫。でも任意加入で夫が払うこともできるし、収入がない期間は第3号にすれば・・・なんて話し始めたら、彼女の顔がなんだか不満げになった。彼女にとって、夫の扶養に甘んじることはプライドが許さないのだ。こんな女性は、素敵だ。