秋晴れは?

曇りや雨が続く。気温も下がり、洗濯物の乾きが悪い。こういうことで気が滅入るのは、専業主婦の証かな。
このごろ朝日新聞の読者欄で、子育て集中専業主婦と、仕事両立主婦の投稿が目に付く。どっちでもいいじゃない、と思うけど、その最中にいる人には、深刻な問題。
子供が生まれたら可愛くて、いつも一緒にいたいと思う。どうしてこんな可愛い子をひとに預けたり出来るのか不思議だった。そして成長するのに合わせて、幼児教室や、お受験が始まって、それはそれでとても充実した母親感覚があじわえるのです。小学校の願書受付に、まだ小さかった下の子を抱いて、開門時間前から並び続けた日のことを、今でも忘れない。私の父が私の中学受験の時に、絶対に1番の受験番号をとると言って、朝5時前から並んだと言う話を聞いていたので、私も子供に同じことをしなければと思い込んでいたのです。でも、試験が終わって教室から出てきた長男が言いました。「体育の試験は、危なそうだったから、先生のところに行って断ってきたよ」がっくりというか、むなしいというか・・・
子供は、子供の考え方があって、親がそれを見守ることは出来ても、親の考えを押し付けてはいけないのだと痛感した日でした。
私が私の人生をしっかり生きて見せることが、何よりこどものいいお手本。家にいようが、会社にいこうが、子供に常に自分の生き方を見せていけばいいのだと思う。専業主婦でずっといられるなら、それはそれでいいけど、何かあったときに経済的に自立する基盤を作っておくのも大事。社会に目を向け、自分の時間をつくり、スキルアップ。いざというときの準備をしておけば、これほど恵まれた生活はない。